犬の変形性関節症

変形性関節症は中高齢の動物に多く見られる関節の病気です。怪我や先天的な以上によっても起こりますが、多くは加齢に伴って見られるようになります。

今回のワンちゃんはそろそろ12歳ですが、散歩やボール遊びもして元気に生活しています。しかし、寝起きや動き始めにビッコを引く症状が見られました。

病院で歩く様子を見てみると明らかに左の前足をかばっています。触診をしてみると肘関節の異常が疑われました。

そこでレントゲンを撮って肘の状態を確認してみました。

黄色で囲った部分に異常が認められます。

変形性関節症は初期はほとんど無症状で、進行もゆっくりなのでなかなか病院を受診しようと思わないかも知れません。 しかし、今の獣医療のレベルでは完治させることは出来ないのでなるべく早い段階から治療を始めて進行を遅らせることが重要になってきます。

以下のチェックシートを参考にして当てはまることがありましたら動物病院までご相談いただければと思います。


ジョン動物病院のブログをご覧いただきありがとうございます。

私たちは、東京都町田市にある『小さなことも大きなことも相談していただけるように取り組んでいる』 動物病院です。

病院名は院長が初めて飼った犬で、獣医を志すきっかけともなったジョン君から名前をもらいました。 純粋に動物のことが好きで獣医に憧れた初心を忘れず、動物と飼主様が共に幸せに過ごしていけるお手伝いをしていきたいと考えております。

病気のことだけではなく、飼い方やお食事の相談など気になることがありましたらお気軽にご相談下さい。


 

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